勉強法について紹介してきましたが、やはり問題はどう自分を机に向かわせるかが一番最初の問題ではないでしょうか?効率がどうのとかモチベーションの維持とかはその後の問題で、机に向かえない状態は土俵にまだ上がってない状態なのです。
しかし人間は誰しも怠け者です。そう簡単には毎日机に向かわせる習慣を付ける事は出来ません。しかし机に自分を向かわせる仕組み作りは出来ます。
例えば「朝起きれない人が目覚ましを遠くに置く」これも立派な一つの自分を起こす仕組みです。こういった考え方で、「勉強を図書館や喫茶店で毎日決まった時間にやる」これだって自分を机に向かわせる立派な一つの仕組みです。図書館や喫茶店にはテレビなどの誘惑もありませんし、多少見られてる事で、ちゃんとやらなければと思ったりもします。毎日通うと店員さんや他に毎日来てる人にも覚えられ、あの人今日は来てないと思われたくなかったりする効果もあります。これだって自分を机に向かわせる立派な一つの仕組みです。
ここでは自身を机に向かわせる工夫、机から離れてしまわない工夫を取り上げています。
朝早く起きて1時間毎日勉強をする習慣を付ける。これが管理人がお勧めする、みなさんに是非やって欲しい事です。
朝は勉強のゴールデンタイムです。なかなか起きれない方、朝が苦手な方は 自分が朝起きる仕組み作りを考えます。原始的ですが目覚ましを遠くに置いたりしてとにかく布団から出て二度寝しない事。朝シャワーを浴びるなどの習慣を付け、必ずやる事を決めてしまえば習慣化も楽になります。管理人は朝のコーヒーを買いに出掛ける習慣をつけて一度外に出るようにしています。さすがに戻ってきたら眠くはないです。こんな工夫などしてでも朝に勉強する事はお勧めです。
自身の環境に合わせて自分なりの仕組みを考えてみて下さい。3週間続けられたらもう大丈夫、あなたはその後も続けられます。起きられずに勉強できなかった日が気持ち悪い位になります。
他の人を上手に関わってもらう事で自分を勉強に向かわせる工夫もあります。
まずは周りに「医療事務の資格を~月まで取る」など宣言してしまって自分を追い込む方法です。合格しないと恥ずかしいと自分にプレッシャーが掛かる効果はもちろんですが、家族や会社の人が協力してくれるかもしれません。家族がテレビを消してくれた、同僚が飲みに誘わなくなったなどの話はよくあります。
費用は掛かりますが通信より教室に通うという方法は、自分を机に向かわせるという意味では強力です。やはりかかった費用がもったいない気持ちが教室に向かわせます。教室で仲間ができたなら学習進度などお互い話す事で刺激になります。
とにかく他人とアポイントをとってしまって自分を行かざるを得ない状況にするのがこの仕組みのコツです。
まずは勉強仲間と待ち合わせて一緒に勉強する位のことから始め、自分なりの仕組みを作ってみてください。
その日の勉強をやめる時にも、次に勉強をスムーズに開始できる仕組み作りができます。
それは、キリのいいところでやめないという事です。これは集中してエンジンが掛かった状態で勉強してその日の分量が終わっても、次に勉強を始め、新たな分野をやる時にはその勢いは止まってしまいます。そこで次の日の分も集中力が高い状態で少しだけやってしまうのです。その事によって次の勉強を始める時には前の日の続きがスムーズに始められます。
これは新しい分野、新しい項目はスタートするのに労力がいります。どういった感じで進めていくか、テキストを覚えてからか、問題を解いてからか・・・など、ゴールを見据えて逆算するような作業は必要です。しかし集中力のあるエンジンのかかった状態、前の日のうちにそこだけやってしまえば、次の日もスムーズに続きをできます。やる事はわかってるのでやるだけの状態で勉強に望めるのです。
これは小説家や作家さんなどもスタートの1行がすごく大変らしく、その日書き終える時は次の日の1行だけは書くという方が多いようです。勉強でも同じことが言えますので是非取り入れてみてはいかがでしょうか?