医療事務の資格を取るためにはいろいろな方法があります。資格取得法を大きく分けると、独学で学んで資格と取る方法、通信講座で資格を取る方法、通学して資格を取る方法などです。
資格の取り方は人それぞれで、経済的な状況や仕事をしながら資格を取得するかなど自分のライフスタイルに合わせて資格を取る流れになります。
資格取得までの流れを独学、通信、通学などの学習スタイル別に解説します。
独学で医療事務の資格を取得するには、まわりに医療事務の仕事をしてる方や医療事務経験者がいなければ難しいという事は多少ありますし、勉強に使用する教材もペース配分なども、全部自分でやらなければなりません。もちろん他の方法を取るよりも経済的には安く、自分のペースでできるというメリットはあります。
流れとして、まずはその資格についてよく調べる事です。医療事務の資格はたくさんあり中には受験資格がある場合もあります。受験資格は、実務経験を問うものは今では少ないのですが、試験を主催する団体の指定の講座を受講し修了しなければ受験できない場合があるので注意です。
資格についてはこちらでまとめてありますので是非便利に利用して下さい。調べるポイントとしては、受験資格はなく誰でも受けられるか、合格率、テキスト資料持ち込みは可能か、年間何回開催されるか、どんな試験内容なのかなどです。
目指す資格が決まったら具体的な試験日を目標にし、そこから逆算した学習計画を立て市販テキストを購入します。医療用語辞典、その試験の過去問、診療報酬点数表などはアマゾンなど通販でも購入できます。
勉強を進め自信がついたら、試験の実施機関に試験の申し込みをします。試験にもよりますが2ヶ月前くらいから募集が始まり、郵送、持ち込み、ネットなどで申し込みをします。会場や試験時間を事前にチェックし本番に臨みましょう。
通信講座で資格を取得する場合、通学するよりは費用は安くすみますが、これも独学同様に自分で努力することが大切になります。きちんとした教材やカリキュラムを使用して勉強出来るので、それに合わせて勉強を行えばほとんどの場合取得できます。通信講座は働きながらでも自分のペースで勉強が出来るので、時間がない人には嬉しい方法です。
通信講座で資格を取得する場合は通信講座について調べる所からはじめます。取れる資格、料金、フォロー体制、テキスト内容など比較します。通信講座の資料請求は無料ですので複数の講座の資料請求をして調べます。
次に実際に通信講座を受講していく流れになります。独学と違いテキストなどを選んだりする必要はありませんし、法改訂の情報収集なども必要ありません。通信講座は自分のペースでできるという利点もありますが、しっかりと意志を持って学習していかないと通学のような強制力がないため挫折もしやすいという諸刃の部分もあります。 講座にもよりますが修了後は自宅試験が受けられる通信講座もあります。試験の申し込みも講座でやってくれる場合が多いようです。試験の受験料は別途発生するのが通常です。
通学して資格を取る方法では先生がきちんと指導してくれて、分からないところはすぐに質問することが出来ますし、高い費用が掛かりますが机に向かわせる強制力は絶大です。
通学で資格取得する流れも他の勉強スタイルと一緒で資格の種類や講座について調べる所から始めます。通学講座を選ぶコツは家か仕事場からなるべく近いという事です。通学講座での挫折の原因になるのは、1回、2回と都合が合わないで行けなくなると、なんだか行きづらくなり、最後にはやめてしまうという事です。近くにあって通いやすいというのは意外に大事な事なんです。
通学講座の場合はしっかり通いさえすれば資格を取得できます。テキスト選びもしなくていいですし、法改訂の情報収集なども必要ありません。試験についても学校が指導してくれます。